図書館に行こうよ ―図書館職員の図書館的日常―      126  
     
   本棚からの出会い  
     
   夏至を迎え、いよいよこれから小暑、大暑と本格的な暑い夏がやって来ます・・・が、でも、大丈夫。涼しい図書館はもってこい!の環境でゆっくりと読書ができます。 さて、みなさんは図書館内のどの辺を目指して行きますか? 好きな作家、小説のみ、料理本、健康全般、子どもの絵本、いやいや人生についての哲学本よ。と、いろんな声が聞こえてきそうです。そこで、見聞をちょっと広めて、館内にあるまだ出会っていない本を手にしてみませんか。


✿7月展示コーナー(花矢)

 各市内図書館で設けている【展示コーナー】。これは、毎月テーマを決めて資料を展示しています。ちなみに、当館では大人用コーナーに「水を味わう」で、水に関する話題が多いこの時期ならではの様々な視点から、水を味わえる本を展示します。また、児童室には、夏休み対策として『調べ学習「チャレンジ夏休み!」』のお助け本が並びます。早めですが、今からスタートして仕上げてみてはいかがでしょうか!


✿書架整理をしていると・・・。

 私たち図書館員の大切な仕事の中に書架整理がありますが、作業中「心に響いた1冊の本」に出会ってしまうこともあります。 歌人・齋藤茂吉の長男。医学博士であり作家の齋藤茂吉。「ほがらかに品よく生きる」、「一笑一若一恕一老」「今すぐできない!自分を変える本」など、これらの本は、誰もが抱えている「もう嫌だ」という気持ちや迷いなどを解消して、少しでも心の転機になると思います。また、同作家のエッセイを絵本の読み聞かせスタイルで書かれた本で「モタさんの“言葉”」(全3巻)も心を癒してくれます。


✿「図書館まつり」7月6日(土)開催です!

 栗盛記念図書館にて朝9時30分から午後5時まで開催されます。イベントの内容は、ミニコンサート、おはなし会、古本プレゼントや古本のバザー、おおとり号乗車体験、ブックコート体験やスクラッチアート、七夕寄席などその他企画が盛りだくさんです。職員一同皆さまのご来館をお待ちしております。(花矢:小)