図書館に行こうよ ―図書館職員の図書館的日常―      173  
     
  出来ることから1つずつ  
     
   早いもので、気がつけば今年も半分が過ぎ去ろうとしています。依然として、新型コロナウイルスの終息は見えませんが、日々の生活を止めることは出来ません。出来ることから1つずつ、確実に前へ進んで行きたいと思います。
 ということで、私が図書館へ異動となってから3年目となりました。「石の上にも3年」の言葉通り、ようやく足元が温まってきました!と言いたいところなのですが、まだまだ覚えなければならないことや、考えていかなければならないことが山積みです。年齢に関係なく、『日々是勉強也』という言葉が重圧となって私にのしかかっておりますが、負けていられません。皆様により良い読書環境を提供するべく、日々精進したいと思っておりますので、どうぞ今後とも大館市立図書館をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

✿『子ども限定!読み聞かせにチャレンジしよう!』参加者募集
 子どもたちが自分で絵本を選び、読み聞かせの仕方を練習して、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにおはなし会をプレゼントしよう!という企画でスタートしたこの事業。いつもは読み聞かせをして貰う側の子どもたちが、一体どんな読み聞かせを披露してくれるのか、募集前なのにとても楽しみで密かにドキドキしております。
参加対象は、大館市内在住の小学3年生~6年生まで計15名。講師は、読み聞かせインストラクターの熊谷裕紀子先生で、参加無料。6月15日(火)10時より、お電話(栗盛記念図書館42-2525)にて受付いたします。
詳細なスケジュールですが、まず初回が7月10日(土)で、この日は読み聞かせをする絵本を選んでもらいます。そして、2回目の7月31日(土)に絵本の読み方について学びます。3回目は8月22日(日)で、実際に読み方の練習をします。そして、メインの最終日9月19日(日)は、10時より「ドキドキ発表会!」を行います。ちなみに、いずれの日程も基本的な時間は9時30分~12時までです。
ということで、全4回の流れとなりますが、子どもたちが一生懸命に読み聞かせをする姿を想像するだけで、涙腺が緩みそうになるのは私だけでしょうか?歳のせいか、感動系にはすっかり弱くなってしまいましたが、子どもたちの頑張る姿は皆に元気を与えてくれます。おじいちゃん、おばあちゃんに本を読んであげたい!という子どもたちは、ぜひご参加ください。定員に達し次第、締め切りとなりますので、どうぞお早めに。

✿『星空★図書館2021』参加者募集
 あなたと観たい、夜空に輝く満天の星…。そう、今年も栗盛記念図書館にプラネタリウムがやってきます。開催日は、7月24日(土)と25日(日)の2日間。時間は、両日とも1回目が10時30分~12時まで、2回目が14時30分~16時までとなっております。対象は大館市内在住の小学生で、定員は各回15名。参加は無料です。参加申込方法は、7月6日(火)10時より、お電話(栗盛記念図書館42-2525)にてお申し込みください。
当日は、「星のオリジナルグッズ」を作り、「プラネタリウム」で星空観察をして、その後は「おはなし会」を予定しております。こちらも定員に達し次第、受付を終了させていただきますので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。
なお、感染予防の観点から、いずれの事業も参加当日に発熱や咳等、体調の優れない場合は参加をお断りさせていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。お問い合わせ・お申し込みは、いずれも栗盛記念図書館までお願いします。

大館市立図書館では、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、開催可能と判断した事業につきましては感染予防対策を徹底して少しずつ再開しております。まだまだ先の見えない状況ではありますが、少しでも本を通じて皆様の心に潤いと安らぎ、そして楽しさをお届けできるよう努めて参りますので、皆様も感染対策を万全にしてご参加いただければ幸いに存じます。(工)