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図書館に行こうよ ―図書館職員の図書館的日常― |
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明日に向かって、一歩ずつ |
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春まだ遠く、雪かきに追われる毎日。皆様、いかがお過ごしでしょうか。体調など崩しておりませんか?今の時期、必要不可欠な雪かきではありますが、体調を崩しては意味がありません。水分を取りながら時には休憩し、安全確保をしながら程々にがんばりましょう!なんて言ってる私も、首と肩と腰が悲鳴を上げておりますので、程々にしなければ…(笑)。
さて、新聞やテレビニュースでも連日報道されているとおり、全国各地で新型コロナウイルス・オミクロン株が猛威を振るい、感染者は増加の一途をたどっております。当然ながら、大館市立図書館もその影響を受け、1月の末から2月に予定されていた多くの事業を中止とさせていただきました。3月につきましても後日、改めてお知らせをさせていただきますが、すでに中止が決まった事業や、開催の可否を検討している事業もございます。残念ながら、まだまだ不透明でモヤモヤした状況が続きますが、個人でこの現状を打破する事は不可能です。今できる事を粛々と行い、皆様と共に感染予防に努めて参りたいと思っておりますので、ぜひ一緒に乗り越えていきましょう!希望に溢れた明日が来ることを信じて。
✿開催したかった『図書館でボードゲームVol・2』
ということで、未練がましいのは重々承知の上で、中止となった事業についてお話しさせてください。2月5日(土)に開催する予定でありました「図書館でボードゲームVol・2」ですが、いや~本当に開催したかったです。というのも、小学生から大人まで、一緒になってアナログゲーム(ボードゲーム等)で遊びながら世代間交流をしてもらいたかったのはもちろんなのですが、最初に予定していた辞書を使った言葉遊び『たほいや』を特にやってみたかったのです。
募集の時にも説明させていただきましたが、「たほいや」とは、様々な辞書や辞典を用い、珍しい単語をお題にして嘘の意味を辞書っぽい文章で考え、相手を惑わせながら本当の意味を見抜いて当てる辞書遊び・言葉遊びゲームのことです。
ゲームの進め方は色々アレンジがありますが、まず重要なのが『お題探し』です。出題者は、数多ある辞書の中からこれだ!という辞書を選択し、みんなが知ってそうで知らないだろうという、ギリギリ微妙なラインの「お題」を探します。そして、その言葉の持つ意味を漢字から悟られないように、あえてひらがなで発表します。そして回答者は、その言葉から他のプレーヤーを惑わすために『嘘の語意』をでっち上げ、最終的に正解の語意と嘘の語意の中から、見事正解を当てたプレーヤーの勝ちとなります。
という、単純な言葉遊びゲームなのですが、これが実に奥が深い。辞典・辞書と言っても多種多様。どの辞書を用いるかは自由なのです。もちろん、栗盛記念図書館にもたくさん辞書はございますが、三省堂発行『気の利いた言葉さがし辞典』や、語源探求秋田方言辞典刊行委員会発行『語源探求秋田方言辞典』等、お題のネタとなる辞典は色々ございます。そんな、たくさんの辞典の中からお題を探すのが醍醐味であり、嘘の語意を考え相手を惑わせるのも、この「たほいや」の非常に楽しいところなのです。ちなみに、これらの辞典は「禁帯出」となっており貸し出しは行っておりません。館内での閲覧のみとなりますので、ご注意ください。
この記事を読んで、「たほいや」に少しでも興味を抱いた方がいらっしゃいましたら、ぜひネットで検索してみてください。色々なコンテンツが出てきますので、もっと「たほいや」の面白さが伝わり、興味が出てくるはずです。そして、来年度こそは開催したいと計画を練り直しておりますので、その時はぜひご参加いただければと思います。新型コロナウイルスが少しでも早く終息することを願いながら、皆様をお待ちしております。(工) |
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