5月2日は「鉛筆の日」でした。では「消しゴムの日」は?、と思い調べると4月15日でした。鉛筆や消しゴム、ノートなどの文房具が大好きです。今では書く機会がめっきり減ったのに、ノートやメモ帳、一筆箋など見ているだけでわくわくします。100円ショップに買い物に行くと、つい文房具のコーナーに足が向きあれこれ見ているうちに、必要なものを買い忘れてしまうことが多々あります。
以前は付箋にはまり、お値段も手ごろなことから気に入ったものを次々と買ってしまい、ふと我に返り「書くこともないのにこんなに買ってどうするんだ」と自分に突っ込んでしまいました。それからは自重しているのですが、ついつい手に取ってしまいます。じっと見つめて必要かどうか自分に問いかけてから、後ろ髪を引かれながらそっと棚に戻しています。
✿読む文房具
文房具の魅力や有効活用できる本をいくつかご紹介します。
〇「ふせんの技100」(舘神竜彦/著)
副題に「仕事、人生がはかどる!」とあります。ふせんのいろいろな活用方法から、暮らしの中にふせんを取り入れて楽しむ技などが書かれています。ちょっとした工夫で手帳が見やすくなったり、ひと言添えるときなどに役立ちます。
〇「ニッポン全国文房具店ガイド」
北は北海道から南は沖縄までの文房具店が紹介されています。その土地ならではの文房具はもちろんのこと、その店オリジナルの商品もあり、行ってみたいお店ばかりです。どのお店も入ったら目移りして出てこられなくなりそうです。
〇「見て、さわって、書いて、描く はじめてのガラスペン」(武田健/著)
はじめてガラスペンを見た時、ペン型の飾り物だと思いました。ところがどっこい、実際に字が書ける実用品ではありませんか。そうと知ってからは、一番憧れの文房具となりました。一見すると硬く冷たい雰囲気のガラスから、きれいな文字や絵が生み出されるなんてなんと素敵なことでしょう。いつの日か持ってみたい「イッピン」です。
ほかにも『ツバキ文具店』(小川糸/著)や『水沢文具店』(阿澄加奈/著)、『銀座「四宝堂」文房具店』(上田健次/著)などの小説や、ふせんで作る切り紙、自分で作れる手帳の本などいろいろあります。紹介した本は写真が多いので眺めているだけでも堪能できます。
✿ビンゴに挑戦
栗盛記念図書館では、小学生以下のお子様を対象に『図書館でビンゴ』を開催中です。ビンゴカードをもらって、マス目のテーマにあった図書館の本を読みます。カードに本のタイトルと日付を書きます。3ビンゴをそろえると素敵なプレゼントが、さらにがんばってコンプリートするともっといいことが待っている楽しいビンゴです。5月21日(日)まで栗盛記念図書館で用紙を配布しております。プレゼントの引き換えは、5月31日(水)まで行っております。図書館の本を読んでビンゴにチャレンジしてみませんか。(栗盛 くま)
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