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2月も下旬ですが、先月に引き続き干支のお話です。干支のお話で有名なのは、十二支はどうやって決まったのか、そしてなぜネコがいないのか、というものではないでしょうか。絵本をひもとくと、神様が「正月の朝、御殿に来た順にその年の大将にする」と言われました。日にちを忘れたネコがネズミに聞きに行くと、ネズミはわざと違う日にちを教えたため、一日遅れて神様のもとに行った。だからネコ年はなく、だまされたネコはネズミを追いかけるようになった、というものです。このようなお話ですが個人的な思い込みとして、ネコさんの性格としてその年の大将になれる、というイベントには興味がないように思うのです。そんな競争に興味ないわ、だってワタシはいつだって主役なんだもの、というスタンスで高みの見物をしているのではないかなぁ、とネコさんを見てると感じるくまなのでした。(あくまでも個人の感想です)。
ちなみにベトナムやタイ、チベットの十二支にはウサギのかわりにネコがいるそうです。
✿ネコにまみれる本
2月22日は「ニャンニャンニャン」で猫の日でした。そこでネコに関するあれこれが書かれている本をご紹介いたします。
まずは小説から。
〇『猫も歩けば文豪にあたる』(東山 泰子/著)
夏目漱石の『吾輩は猫である』、内田百閒の『ノラや』が生まれた背景が描かれています。ノンフィクションなのですが、文豪たちはこうして作品を書いたんだ、と思わせる小説です。
蛇足ですが、夏目漱石は犬派だったそうです。
〇『警察猫いなりの追跡』(梶永 正史/著)
嘱託警察犬と一緒に育ったいなりは警察犬ならぬ警察猫。ちょっぴり怖がりな警察犬を助けるべく警察猫いなりが事件を解決していきます。
猫が名推理を披露する本として『三毛猫ホームズ』(赤川次郎/著)が有名ですが、そちらはまだ読んでいないので、いつか挑戦したいシリーズです。
〇『猫を処方いたします。』(石田 祥/著)
心が疲れた人がたどり着いたのは、「中京こころのびょういん」。この病院で処方されるのは本物の猫。先生によると、だいたいの悩みは猫で治るのだとか。猫と暮らしていくなかで、次第に心の傷が消えていくハートフルなお話です。
小説の他にもございます。
〇『岩合光昭のご当地ねこ』(岩合 光昭/著)
世界中のネコを写真におさめている岩合さんによる、日本全国の美しい景色の中に溶けこんだネコの写真集です。雪をかきわけ突き進む青森のネコ、信楽焼のタヌキの中にまぎれているネコ、そして大館からはキジトラのマックがなかよしの秋田犬のくろべえとともに紹介されています。
〇『深夜3時のくろねこ喫茶』(ねこまき/著)
深夜3時になると、ネコが営業し、ネコのお客さんが集まる喫茶店があります。そこへまれに人間が迷い込みます。かわいいネコたちとおいしいお料理にあふれたコミックエッセイです。『ねことじいちゃん』や『しっぽのお医者さん』などもおすすめです。
ほかにも、『人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います』、『猫で窒息したい人に贈る25のショートミステリー』、『黒猫のいる回想図書館』、『君を守ろうとする猫の話』などなどたくさんご用意しております。もちろん、犬が活躍する本もたくさんあります。この大雪の除雪で心身ともにお疲れのことと思います。そんな時は猫や犬でなごみませんか。
✿ご協力ありがとうございました
1月20日から2月15日まで行いました利用者アンケートにご協力いただきまして、ありがとうございました。今回も各図書館に多くのお声を頂戴いたしました。励ましのあたたかいお声だったり、気持ちを引き締めてきくお声だったりと、図書館に対する想いが伝わってきました。後日、集計した結果を公表いたします。(栗盛 くま)
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