『図書館のコラム、始めます』 (2014/04/11掲載)
大館市文教振興事業団が大館市立図書館4館の指定管理者となってまもなく丸一年。ドタバタ、かつ手探りの船出で、ご迷惑をかけた向きも少なからずあったと思います。そういった皆様に、紙面を借りてお詫びいたします。
初っ端からお詫びで始めてしまいましたが、そんな私たちに「図書館、がんばってるね」、「雰囲気が明るくなった」と声をかけてくれる利用者の方も大勢いました。これはもう利用者の皆様と頑張ったスタッフのお蔭で、本当にありがたいことです。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
✿良い図書館員とは
自己紹介が遅れました、野呂陽一と申します。事業団では樹海ドームでの4年間と文化会館での12年間を経て、今年度から図書館に勤めています。ついでに興味のあった司書資格も取りました。まさかこの年でお勉強するとは思いませんでしたが、目的のある勉強は実に楽しかったです。関係者の皆さん、お世話になりました。というわけで、県内公立図書館71館(公民館図書室含む)の中で三人しかいない、司書資格をもつ館長の一人です。
もっとも、偉そうに言うほどのことでもなくて、司書イコール良い図書館員では全くないということが、図書館に入ってよく分かりました。正直なところ私はまだまだ全然ダメですが、司書非司書に関わらず市立図書館のスタッフは、全体として悪くないと思います。司書資格を取ったからOKではなく、利用者から信頼される図書館員になることが大事だと学ばせてくれますから。
利用者にとって良い図書館員というのは、図書や雑誌、新聞などの図書館資料をよく知り、利用者を知って、利用者の求めるサービスを的確に提供できる人のことでしょう。声をかけやすく明るい応対も必須ですね。そして何より、図書館員としての勉強と努力を続ける人が良い図書館員だという気がします。勉強といっても、肝心なのは実際に資料や利用者にあたっての勉強、つまり、良い図書館員を育てるのは利用者の皆さんなのです。ここんとこ、重要なのでそのうちじっくり説明しますね。
✿図書館に行ってますか
この一年、図書館の外で会う人に、図書館に行ったことがあるか、利用カードを持っているかと聞いてみると、意外なほど多くの人から、行ったことがない、持っていないという答えが返ってくるのです。中には、図書館では無料で本が借りられることをご存じない方もいます。図書館で嫌な思いをしたから二度と行かない、なんていう人もいます。その気持ち分からないでもないのですが、やっぱりもったいないと思うのです。
図書館を利用していない多くの方々に、図書館のことを知ってもらいたい、ぜひ来館してほしい、足りないところは要求もしてもらいたいという思いから、このコラムはスタートします。心して利用者の視点を忘れずに。
初めからちょっと硬めの話になっちゃいました。楽しい話題も書いていければと思います。図書館でも楽しいことがたくさんありますように…。 (陽)
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